国民的アート似顔絵を「似顔絵ショップ星の子」でお描きしています。楽しい思い出と記念の似顔絵です。
「今日の一枚」

「着色クロッキー 男性」
手を大きく描いて、頭を小さく描いた。お尻を大きく肩は小さく、好きに描いた。描いた本人は楽しいのである。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十九話 その2」
北川さんをおこらせた一言だが、ブログでは書けない。
北川さんの顔色が変わったのは分かったのだが、言った自分は軽い気持ちで、たいしたことないだろうと思っていた。だから「冗談です」とも言わなかったし、言葉の言い直しもしなかった。しかし、北川さんはずいぶん気にしたようだ。
私は頼まれていた日にちまで、似顔絵処で働き、帰るとき「北川さん帰ります。またお願いします」と言ったが返事がない「あれ、北川さん、やはりあの言葉をそんなに気にしてるのかな」私は不安になりつつも自宅に帰る。
自宅では仕事は無いが、やらなければならないことが多くあった。それから
一週間ほどして北川さんに電話をするが、なかなか繋がらない。やっと繋がり「北川さん、また働かしてください」「いや、今、空きがないから」と北川さん仕事をくれない。その後、何度か電話したが、やはり仕事をくれない。私は「もう北川さんは仕事をくれないな」と覚悟したのでした。
しかし、そんなことがあったから、私は東京で似顔絵の仕事をすることになり「星の子プロダクション」を作ることになったのです。何があっても北川さんはありがたかった。
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- 2009/05/31(日) 10:29:52|
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「似顔絵ショップ星の子」では、外出の楽しい思い出の似顔絵をお描きしています。カップルのデートの思い出作りに最適です。
「今日の一枚」

「着色クロッキー 女性」
足を長く強調、良い感じ。色もきれいに塗れたかな。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十九話 その1」
江戸村で働いたのは1986年の6月からあくる年の5月頃だったと思う。約一年だったなあ。ひと月に働いた日数は十日ほどと少なかったが。八月と十二月一月二月三月くらいは月に二十日ほどで、多かった。八月は夏休みで忙しいかったのと、冬場は他のお年寄り漫画家に頼みずらかったのか、私に多く仕事をくれた。夏の江戸村は東京と比べると涼しくて、私はここに別荘ができたようで快適な毎日が過ごせた。そして冬の江戸村は雪が積もって、村内も、周りの山々もきれいな雪景色を見せてくれた。暖かい岡山県育ちの私にはうれしい体験だった。冬は北川さんの似顔絵処への出勤はずっと少なくなって、正月が終わると、自宅の北千住に引きこもったきりだった。似顔絵処は私一人、のびのびと仕事した。冬が終わり、春には私の似顔絵仕事もかなり慣れ、北川さんともだいぶ親しくなり、安心してこのままここでずっと働けるんじゃなかろうかと思い始めた頃、落とし穴があった。冗談も言い合えるようになっていたので、安心してしまっていた。ちょっとした一言が北川さんを怒らせてしまったのだ。(明日に続く)
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- 2009/05/30(土) 10:10:38|
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「似顔絵ショップ星の子」では、国民的アート似顔絵を心を込めてお描きしています。多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「未完シリーズ NO1」
以前、こんな感じで、何枚も描いたものが有る。ブログの絵が無くなったら使おうと思っていた。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十八話」
江戸村で働いていた時、地域の色んな行事に呼んでもらった。花火大会、盆踊り、早朝野球。カラオケ飲み会。江戸村が営業終了し、アパートに帰ると、下の階の会社の人か、他の部屋の住人から情報が入る。「今夜、町内の花火大会があるから行ってみれば」「みんなどうする?」北川さんが聞く。何でも良いから、私は行ってみたい、なにせ夜は長く退屈だ。「行きましょう」私。「じゃあそうするか」私たちは食事も終わっているので、着替えをして出発するだけ。しかし、何をやるのも、我々の行動は時間が掛かって遅くなる。たかが服を着替えるだけではないか。しかし一時間はすぐかかる。「どっか」と腰まで落とす。私には全く興味のない話を他の画家としている「ほんとに行く気があるのかいな」と私は思う。そうこうしてアパートをやっと出発。外は真っ暗、やな予感。案の定、花火会場に着くと、花火の燃えかすがあたりに散乱。村人は世間話、子供たちは残り少ない花火で遊んでいる。しかし北川さんたちはべつに何ともなさそう、残念に思うのは私だけか「もっと早く来れば色々見られたのに」とあきらめの境地の私。
「あっ蛍」その時、私は小さな青白い光がふわふわと、会場脇の湿った草むらの上を飛ぶのを見た。忘れていた懐かしい蛍の光。子供の頃見たきり長く見たことが無かったように思う。東京に出てきて、絵で食べていきたいと必死にがんばって、心がからからに渇いている自分に、冷たい自然の湧き水をコップに一杯「どうぞ、お飲みください」と妖精から手渡されたみたいだった。
「来て良かった。今夜は最高だ、北川さんありがとう」蛍はかなり長く、私に幻想的な光を見せてくれて、どこかに飛んでいった。
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- 2009/05/29(金) 08:49:05|
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国民的アート似顔絵を「似顔絵ショップ星の子」では、毎日一枚一枚心を込めてお描きしています。多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「スケッチ 2004-6-9」
これも昨日と同じ引き出しに入っていた物。とある街角の2階の窓から見下ろしたスケッチ、二人は夫婦かな。なかの良さそうなお二人さん。
雨上がり仲の良さそなカップルが
明日は、私はブログをアップできない。それで今日アップ。
29日夜にはまたアップできるかも、でも、それもはっきりしない。忙しい。
- 2009/05/27(水) 10:12:29|
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国民的アート似顔絵を「似顔絵ショップ星の子」でお描きします。飾ればお部屋が楽しくなります。いつでもお待ちしています。
「今日の一枚」

「2004年のスケッチ」
アップする絵が無い。そんな時はいろんな所を探す。今日は棚の上のボックスの引き出しを探して見つけた。近所のコーヒー喫茶でなにやら文章を書いている白髪の男性。横からちょっとスケッチ。物書さんみたいだが「良い文章が書けましたか?」
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十七話」
江戸村の1月1日、正月のこと、似顔絵処の絵師は北川さんと私ともう一人、朝のオープン準備をしていたら「今朝は将軍が村内に正月の挨拶に回ってくる」と聞いた。将軍は社長が扮している。私は当時の江戸村のポスターで時々見ていたが、実際には将軍を見たことは無かった。準備も終わり席について3人待ってた。来た来た。日本橋方向から、二人ほどお供の人を連れて、店店を挨拶して回っている。我々の似顔絵処にも来て「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と挨拶。北川さんも「おめでとうございます」と深々と挨拶。私は「将軍様と言うより水戸黄門様みたいだなあ、腰が低くて、良い社長さんじゃないか」と思った。通り過ぎた後、北川さん「社長はきっと、将軍に扮装したくて江戸村作ったんだよ」と言う。私は追いかけていって社長さんに「北川さんはこう言ってますが、実際はどうですか?」と聞いてみようかと思ったが止めた。私にテーマパークを作れるぐらいのお金が有ったらどうするかなあ。私だったら「幸福の王子村」を作りたいかなあ。あのオスカー・ワイルドの短編小説の「幸福の王子」の村。私はツバメになって店店を挨拶して回ろうかなあ。それとも「日本昔ばなし村」を作って「花咲かじいさん」になって、店店を挨拶して回ろうかなあ。
夏の日や目に見えそうな紫外線
- 2009/05/27(水) 10:05:00|
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「似顔絵ショップ星の子」では、画家の笑顔で多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「代々木公園スケッチ 09-5-26」
久しぶりに代々木公園でスケッチ。6月のシフト表も完成し、銀行振り込みも終わったのでやっと行けた。そして、今日はこれから、グループ展を一つ見に行く。
公園や芝生の青が夏の色
- 2009/05/26(火) 15:35:22|
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「似顔絵ショップ星の子」では、心を込めた似顔絵をお描きしています。
多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「居酒屋スケッチ」
先日居酒屋でスケッチ。サラリーマンが仕事を終えて、帰宅前にお店でお酒をちょっと一杯、楽しそう。良い表情なので、いつもスケッチしたくなる。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十六話」
江戸村アパートの下の階の社長宅は犬を飼っていた。秋田犬に似た、茶色い雑種だった。名前は忘れたが。よくしっぽを振って人なつっこい。私たちはかわいがっていた。犬は田舎なので時々鎖を付けてない。その犬、朝私たちが似顔絵処へ出勤する時ついてくる。見送ってくれるようなのだが、いつまでもついてくる。困ったのは江戸村の中までついてくることだ「だめだ帰れ!」と言っても帰ってくれない。江戸村が好きそう。いやそれ以上に江戸村の中でその犬は働きたそうだ。私は、その犬を村内で居ても良いようにしてやってほしかった。村内の従業員と同じように。犬は江戸村に必要だと思った。しかも着物、かつらが必要ない。鎖につないでおけばいいではないか。
しかし、お店の人に追い出されることが3~4回あったかなあ。そのうち、いつもアパートの鎖につながれるようになってしまった。かわいそうに。
しばらく後、その犬のおなかが大きくなって、小犬が生まれた。北川さん「秋久君の子供じゃないの」と冗談を言う。
数匹生まれて、子犬はもらわれていった。その犬もいつの間にか居なくなった。どうしたかなあ。
- 2009/05/25(月) 10:59:28|
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国民的アート似顔絵を「似顔絵ショップ星の子」でお描きしています。弊社のプロアーティストが一枚一枚心を込めてお描きします。楽しい記念の似顔絵を一枚どうですか。
「今日の一枚」

「髭男爵」
ブログの絵を探していたら、以前描いたこの「髭男爵」の似顔絵が出てきた。さっそくアップ。描きやすい二人でした。
今日は朝から外出、夕方には帰宅予定。
ブログは朝アップ。
朝、ブログをアップすると、気持ちがほっとする。
新型のインフルエンザは弱毒性
- 2009/05/24(日) 08:06:46|
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本日から週末です。外出の楽しい思い出に、ぜひ似顔絵をお加えください。似顔絵は国民的アートです。
「今日の一枚」

「ピカソの似顔絵」
小河原さんが教室で生徒さんに石に似顔絵を描くのを教えるそうで、私も挑戦した。
石をじっと見ていたら、ピカソの顔が浮かんできた。そこでまず、紙に下絵。これはその時の絵です。その後、石に描いたがうまくいかなかった。何でも物事簡単ではないなあ。
6月のシフト表、今日中にはできそうです。各現場に発送、ポームページアップは月曜以降になります。
あぐらかき汗をかきかきブログ書き
- 2009/05/23(土) 10:59:20|
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「似顔絵ショップ星の子」では、画家の笑顔で多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「クロッキー男性」
昨日に続いて鉛筆で描いた物。ポーズを強調している。モデルさんはこんな格好で10分はじっとしていられないだろう。
今日もシフト表作り。外は風が吹いてさわやかそう。
朝一の風が窓から吹き抜ける
- 2009/05/22(金) 10:45:23|
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「似顔絵ショップ星の子」では、画家の笑顔で多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「クロッキー男性」
以前描いた男性モデルのクロッキー、鉛筆で描いた。鉛筆だけも良い感じ。
シフト表がまだできない。早く終わらせたい。そしたらブログに時間がかけられる。
公園は空の青さとバラの花
- 2009/05/21(木) 22:28:21|
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国民的アート似顔絵を「似顔絵ショップ星の子」では、毎日一枚一枚心を込めてお描きしています。多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「着色クロッキー男性」
茶色っぽい色で着色、良い感じ。
今日は星の子勉強会。多くの画家が来てくれています。
私はシフト表づくり、まだまだできない。
初夏や大木の巣からカラス鳴き
- 2009/05/20(水) 10:39:37|
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「似顔絵ショップ星の子」では、毎日多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「着色クロッキー女性」
女性モデルのクロッキーを後で着色。このモデルさん、いつも他のモデルさんとちょっと違うポーズをしてくれる。楽しい。色を暗めに塗って良い感じ。
今日もシフト表作成中。ブログ書きは時間短縮モードです、しかしへたな俳句だけは作りたい。
初夏に季節外れの白マスク
- 2009/05/19(火) 09:45:52|
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週末、多くのお客様が「似顔絵ショップ星の子」にお越しくださいまして、誠にありがとうございました。今日から月曜日の平日、比較的空いていますので、お写真からの似顔絵、結婚式用ウエルカムボードなど、お時間のかかります作品が作りやすくなっています。顔の大きく写っているお写真を2~3枚お持ちください。皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「着色クロッキー男性」
クロッキーを茶色を多く着色。きれいにできたように思う。
私は今日から猛ダッシュして6月のシフト表を作らなくてはならない。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし」はしばらくお休みします。
ベランダや遠くの木々の夏の色
- 2009/05/18(月) 09:26:07|
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本日は楽しみな日曜日。外出され、似顔絵を見かけたら是非一枚。いつまでも残る「思い出」が持ち帰れます。お一人でも、カップルでも、ご家族お友達同士でも。多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「着色クロッキー男性」
この絵は昨日描いた物。これもお昼休みに喫茶店で色鉛筆を使って塗った。色を暗めに塗ったが、こんな感じも良いなあ。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十五話」
北川さんは、私の似顔絵について何も言わなかった。これはありがたかった。北川さんに会って三ヶ月ほどたって「北川さん。似顔絵はどう描いても良いんですか?」私は聞いた「絵は時代とともに変わっていく物。画家は勉強し続け無ければならない。世界中の良い絵をたくさん見た方が良いし、新しい絵、若い人の絵も見た方が良い。私はできるだけそうしている。若い画家には、古い画家にはわからないものがあるから、君の好きに描けばいい」こう言ってくれた。私は北川さんは冷たい人だなあと思っていたが、いっぺんに気持ちが変わった。しかし、相変わらず、約束されてる似顔絵仕事最後の日が近づくと「秋久くん、明日帰ってくれ」と冷たく言われた。私はずっと働きたかったのに。
- 2009/05/17(日) 09:57:03|
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「似顔絵ショップ星の子」では、外出の記念に楽しいアート、似顔絵をお描きしています。
デートのアイテムにも最適。
多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「クロッキー男性」
先日のクロッキー。今日の午前中も数点、いつもの教室で描いてきました。しばらくはブログの絵には困らない。
昨日はよく眠ったので元気回復。日光江戸村似顔絵ばなしの書きたいこともだいぶある。続けるつもり。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十四話」
北川さんの前にお客様の順番待ちの列ができ、私の前には誰もいない時間が時々できた。なぜだろう、この問題は当時、私が初めて知った似顔絵画家の大きなテーマ。
状況を正確に把握したい。当時の北川さんたち似顔絵画家には、自分の作品を自分の前に飾るという習慣が無かった。では、なぜ北川さんにまずお客様が座るのか。絵の見本を見て画家を選んでるのでは無い。それ以外のいろんなことだ。
北川さんは江戸時代の画家の大家は、さもありなんの体格と、衣装と、立ち居振る舞い。これら貫禄では太刀打ちできなかった。
私は絵の道具に注目した。
まず、筆。私は線書き用に「削用」という筆を使用した。好きな線だった。しかし北川さんは「削用」は「鉛筆みたいな線だから俺は使わん」と言っていた。北川さんの線はシャープではないけど、なめらかで味のある線。まあ、これは好みだが、北川さんの線は古さを感じさせる、江戸村ではこれが良いのかも。だからちょっと目、私の負け。
それから硯。大きいと重すぎるので適当なのにしたが、大きさで北川さんに負けていた。北川さんのは必要以上に大きい。
水入れは、私は陶器の白い物で、中が2つに別れている画材屋で買った普通のやつ。北川さんはくすんだ色の江戸時代ならさもありなんの古そうな壷。これも負けていた。
筆置きも北川さんのは龍の形をしたお宝みたい。私はぞうきんの上に筆を並べるだけ。これも負け。
北川さんはちっさな水差しまで持っていた、銅でできた本場の中国製のようなやつ。私は無い。いろんな道具で負けていた。
しかし、落款だけは私の方が大きかった。2センチ角くらいのを作った。似顔絵が完成したら、色紙の隅に「ドンッ」と朱色の印を押した。これだけは勝っていた、でも「焼け石に水」か「糠に釘」。
私はこんな中で仕事した。しかし、もちろん今はだいぶ違う。
- 2009/05/16(土) 16:42:01|
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「似顔絵ショップ星の子」では、国民的アート似顔絵を心を込めてお描きしています。多くの皆様のお越しをお待ちしています。
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「着色クロッキー女性」
赤い服がきれいでした。モデルは美人で長い髪がきれいなNさん。久しぶりに描きましたけど、楽しかった。
今日は今、岡山から帰ったばかり。
早速ブログ。でも最小のブログです。
「日光江戸村似顔絵ばなし」は書きたいけれど、今日はお休みします。少々お疲れ。早く眠って明日元気になって、がんばるぞ。午後からブログ書く予定ですが、書けなければさらに後日。
夏ゆるり新幹線ものんびりと
- 2009/05/15(金) 20:39:03|
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「似顔絵ショップ星の子」では、笑顔で多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「着色クロッキー男性」
クロッキー教室のお昼休みに一人喫茶店に行き、色鉛筆で着色しました。良い感じ。この調子で後3年間クロッキー教室に通いたい、できるかな、できるとうれしい。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十三話」
お昼はたいてい村内のうどん屋さんかおそば屋さんで済ます。うどん屋さんなら焼きうどん、野菜がいっぱい入っていて栄養が有る。そば屋さんならキノコそば、キノコが抜群にうまい。土日祭日はお客様がいっぱい、食事は早々に済ませ似顔絵処にすぐ帰り、即仕事。でも平日はすこしゆっくり、股引きとすそからげした着物で江戸村を町人になりすまし、ちょっと散策。「写真を撮ってくれますか?」「はいっシャッターを押すだけですね」江戸小町と一緒のお客さんに「いっこ、にっこ、さんっ」(続く)
- 2009/05/13(水) 23:22:12|
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「似顔絵ショップ星の子」では、お写真からも似顔絵をお描きしています。顔の大きく写っているお写真を2~3枚お持ちください。
「今日の一枚」

「クロッキー男性」
久しぶりのクロッキー教室。ブログ用の絵が不足していたのが解消できました。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十二話」
似顔絵処は8時半過ぎには準備も終わり、私たちはお隣近所と立ち話。右隣は駄菓子屋さん。店主の髪の毛もだいぶ伸びてきて、ちょんまげもうまく結えている。かっふくが良くて大旦那のよう。
左隣は雑貨と食事の何でも屋。店主は日光なまりの江戸っ子さん。股引きとすそからげした着物がよく似合う。粋なおじさん、話し好き。
左向かいはうどん屋さん。日本髪着物の色っぽいお姉さん、笑い好き。
話しているとあっという間に9時になり開村。東海道を通って、日本橋にお客様が到着し、橋を渡って我々の町内にやってくる。「おっ良いねえ、似顔絵処があるぞ。一枚いくらだい」「千両です」「よしっ、やってもらおう」「いらっしゃいませ」(続く)
- 2009/05/13(水) 19:01:58|
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「似顔絵ショップ星の子」では、年間約12万人のお客様の似顔絵をお描きしています。ベテラン似顔絵アーチストによる作品を、どうぞ、お部屋にお飾りください。室内がより楽しくなります。
「今日の一枚」
「名古屋の 有名似顔絵画家 ぷーさん」先日、東京駅で「名古屋の 有名似顔絵画家 ぷーさん」と食事。似顔絵が大変好きで、楽しんで描いているんだなあと伝わってきます。ぷーさんと話すのは大好きです。心癒される一時でした。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十一話」
朝起きると、布団をたたみ、顔洗い、掃除、コタツ出し、テレビ付け、朝食です。はじめの頃はトーストと紅茶の洋風スタイルがもっはら。しばらくして、ご飯を炊いて味噌汁、漬け物の、和風朝ご飯スタイルがメインになった。私が作ることも多かったが、もっと料理の上手な漫画家が現れ、その画家が居るときはたいてい彼が作った。彼が包丁とまな板で何か物を切ってるとき「コンッコンッコンッコンッ」とベテランお母さんが朝ご飯の支度をしているような、軽快な音が台所からした。北川さんはよく、ご飯にマヨネーズをかけて食べていた。それでは負けじと、私はバターを熱いご飯に乗せて食べる。子供の頃よくやってた。懐かしい味。そういえば海苔も納豆もたいてい有った。テレビを見ながら食べるので、みんなはほとんど無口。8時前にはかたづけて出発。途中、雑貨屋により、おばあちゃん相手に雑談と、何かお菓子と飲み物を仕入れる。8時15分頃には江戸村内、似顔絵処に到着。そうそう、出発の前には着物に着替えて、ずきんをかぶり、似顔絵絵師に早変わり。「俺は昔、喜多川歌麿だったかもしれない」と北川さん、『それは無いんじゃ無いの』と私は思う。
- 2009/05/12(火) 17:36:33|
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国民的アート似顔絵を
「似顔絵ショップ星の子」でお描きしています。
お写真からもお描きいたします。
顔の大きく移っている物を2~3枚
お持ちください。
「今日の一枚」

「ソウル絵 シリーズno3」」
この絵たちは、人に見せたことは無かった。インターネットのブログをやり始めたため、人に見せることになった。無理して描いた絵。今は、自分が目指すものは全然違う。見ると、自分にとっての当時が思い出されて懐かしくはある。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十話」
東武電車は浅草駅から3時間弱で小佐越駅に着く。鬼怒川温泉行きに乗るのだが、観光シーズンはずいぶん混み合う。座れないことも何度か有った。しかし普段は空いていて、向かい合わせの座席にゆったり座れる。人がいないと靴を脱いで足を向かいの座席に伸ばして乗せられる。私はいつも窓の外を見ていた。流れていく景色を見てると、いろんな嫌なことを忘れられる。栃木県に入いると、景色がずいぶん変わってくる。山の景色が中国の墨絵のよう。途中、川にかかる鉄橋を渡る所があるが、これも私はとても気に入った場所である。川の中に小さな岩島があり木も少し、「絵になるなあ」と思う。他の乗客ものんびりしてるし、旅行してるのか楽しそう。ゴルフ場に向かってる中年男性グループも多く、皆話が弾んでいる。私の心もワクワク弾んでいた。
- 2009/05/11(月) 10:29:57|
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国民的アート似顔絵を
「似顔絵ショップ星の子」で
一枚一枚心を込めてお描きしています。
多くのお客様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「ソウル絵 シリーズno2」」
「ソウル絵 シリーズ」は全て江戸村で似顔絵始める前後の絵です。無理して絵を描いていたなあと思います。今はこんな絵は描きたくない。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第九話」
北川さんから言われた前日に江戸村のアパートへ向かった。午後に練馬の自宅を出た。江戸村のアパートへは浅草駅からは東武電車快速で約3時間。
当時は何度も乗ったなあ。行きは期待の気持ちでワクワクする、帰りは複雑な気持ちだった。似顔絵がたくさん描けたうれしさも有ったが、将来に対する不安感も強く感じた。北川さんの気分に左右される自分の仕事の不安定さ。車窓の景色を見ながら、色々物思いに浸っていた。
でも人生考え方だと思う。こんな不安定な状態だから、私は一生懸命がんばれたように思う。普通なら、起こらないような自分の力が『このままだとだめだ』と思う気持ちが、大きな力をわき起こらせたかも知れない。どうあっても、私にとって北川さんはありがたい、大きな存在だったと思える。北川さんが、もし私をずっと江戸村で働かしてくれたら、それはそれで私の人生は違ったものになっただろう。当時はそれを望んでいたのだが、実際は、今の私の状態になったわけだ。私は今の自分を幸せだと思える。こっちの道を進めて良かったのだが、良い悪いと言うより私の本来の道がこっちだったのだと思える。
江戸村のアパートに着いたのは夜9時頃。ちっさな明かりだけで暗い。「鍵はかけないでおくから」と北川さんから言われていた。部屋は6畳が二つ。一つは北川さん専用の部屋。もう一つが居間兼応援漫画家たちの眠る部屋。
「北川さん、来ました」
「うんっ」
暗い北川さんの部屋から返事だけが聞こえる。もう寝ていた。
居間には他に誰もいなかった。私も布団を敷いて早々に眠ったのでした。明日からの仕事にやる気満々だった。
- 2009/05/10(日) 12:00:49|
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国民的アート似顔絵を「似顔絵ショップ星の子」でお描きしています。多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「ソウル絵 シリーズno1」
探していたが、見あたら無かった古いファイルが出てきた。昨日部屋をかたづけていて発見。しばらく「ソウル絵シリーズ」と名付けて続きます。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第八話」
練馬の自分のアパートに帰ってから、仕事は無かったが、暇ではなかった。身体障害者の介護ボランティアをやっていたし、友達もたくさんいた、それなりに忙しっかた。金銭的なことだが、江戸村で10日間、働いて得たお金が、それまで私が得ていたお金より、多いくらいだった。一ヶ月以上生活していける額だった。一ヶ月に10日位、江戸村で働かしてもらえたら、何とかなるだろうと思えた。しかし、北川さんは気ままだ、機嫌を損ねると仕事はもうくれないだろう。それだけは気を付けようと思った。私の仕事はそんな不安定な状態だった。北川さんたち漫画家仲間は、だれかが似顔絵現場を確保したら、仲間同士で仕事を融通しあうやり方があった。北川さんも以前は他の画家に仕事をもらっていたみたいだった。だからお返しの必要も有ったみたいだ。でも私は漫画家仲間で無かったし、新参者だった。そんな私に似顔絵をやらしてくれるだけでも、ありがたいのだ。
二週間くらいして電話した「はいっ北川です」「北川さん秋久です、また仕事させてもらいたいんですが」「どれくらい?」どれくらい?って、私の状況は北川さんわかっているだろうに、クールな人。『ずっとやりたいに決まっているだろう』言えない。「いくらでも良いです」「じゃ、○○日から○○日まで頼みます」「わかりました、よろしくお願いします」また10日ほどか、でもまあ助かった、来月も生活できる。(続く)
- 2009/05/09(土) 12:39:22|
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「似顔絵ショップ星の子」では心を込めた似顔絵をお描きしています。多くの皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「パステル画 鳩」
石神井公園には鳩が多い。この絵は以前描いたもの。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第七話」
はじめの頃、私が日光江戸村似顔絵処で働けたのは、毎日いつまででも、ということでは無かった。一番はじめは十日ほどだった。確かに「何日まで居てくれ」と北川さんから、日にちを区切って、言われた。私は一生懸命働いた。その日がだんだん近づいてくる。私には東京に帰っても仕事は無かった。「あと4日。あと3日。あと2日」「その日が来たらどうしよう。まさか、私が東京で仕事が無いのは、北川さん知っているだろうから、ここにそのまま居させてくれるんじゃ無かろうか」淡い期待。いよいよその日が近づいてきた。「秋久君、明日で帰ってくれ」北川さん。(がーんっ)「わかりました」「お金は○○日に銀行に振り込むから」「はいっ」。最後の日、仕事を終え、私は荷物をまとめて「北川さん帰ります。ありがとうございました。またお願いします」とぼとぼ歩いて駅まで行く。「にっこにっこにーっこう、えどむらあえーっ」江戸村のテーマソングがむなしく心にしみる。「北川さんは冷たいなあ、まるで鬼のようだなあ。いやいや、そうではない、北川さんのおかげで、似顔絵があんなに描けたではないか。他の古い漫画家の友達が『俺もここで働かしてくれ』と言ってくるだろうから、しょうがないんだろうなあ」夜の東武鉄道の車窓は真っ暗だった。(続く)
- 2009/05/08(金) 11:36:59|
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ゴールデンウィーク大変多くの方が「似顔絵ショップ星の子」にお越しくださいまして誠にありがとうございます。引き続き国民的アート似顔絵をよろしくお願いいたします。
「今日の一枚」

「町中スケッチ 落語家さん その5」
真打さん登場。すごい話力で場内全体を引きつけ、笑わせる。ファンが多い。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第六話」
江戸村の中にはいろんな店がある。それぞれに楽しい。オープン当時と今では、かなり働いてる人が違い。今は幾分少ない。
25年くらい前のことである。今はコピー商品は違法で、国内に持ち込んではいけない、没収される。もし売ったりすればずいぶん厳しく罰せられる、当然である。コピー商品は絶対買わない、売らないという意識が、日本人にかなり徹底してると思う。
でも当時は、まだ人々のコピー商品に対する意識が低かったように思う。
ある時、もう居なくなったお店の店員だが、私に「ロレックスを買わないですか。知り合いから安く手に入りますよ」とこっそり、あたりの目を伺うように言う。私はロレックスと言う言葉さえ初めて聞いた。彼は私に腕の時計を自慢げに見せる。「ははーっ、ということは「ロレックス」という言葉は時計のことか」と初めて知った。しっかし「でかい!」小柄な彼の細い腕におっきく重く金色に輝いている。まるで歯車を腕にしているようであった。近寄ってよく見ると、長く太い針が3本、秒針が「サッサッサッ」と大げさに進む。私の時計はスーパーで買った安時計、しかし、私にはこれで十分だった。当時の私には高い時計を買う意味とか、理由さえわからなかった。「必要ないので」と断った。後になって「ロレックス」の秒針は「サッサッサッ」と一秒ごとに進むのでなく「ジーーーーーッ」と常に止まらなく進むのだと聞いた、でもよく知らないが。(続く)
- 2009/05/07(木) 10:53:44|
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ゴールデンウィーク大変多くの方が「似顔絵ショップ星の子」にお越しくださいましてありがとうございます。今日一日で最後です。画家の笑顔で皆様のお越しをお待ちしています。
「今日の一枚」

「町中スケッチ 落語家さん その4」
この方はコマ回しの名人、いろんな技が見られて楽しい。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第六話」
右隣のお店のバイトの高校生は女の子が二人、男の子が一人。女の子は白いショートパンツにTシャツに黄緑の明るいはっぴ、腰紐の後ろにうちわを挿している。髪の毛は、なんか魔法の水を吹きかけたそうで、黄色い。可愛い、浮世絵美人か。男の子は野球少年のような普通の子、そろいのはっぴを着ていた。3人仲良く仕事をしてるのか、遊んでいるのか、賑やか。時々社長が見に来て仕事を教えている。バイト代は何に使うのかなあ、聞き損なった。
左隣のイケメンバンドマンは浴衣姿にきりりと帯を巻いて、頭に手ぬぐい、粋なあんちゃん謎の人。ラッパを吹いて、おでんを売ってくれたら、売り上げアップ間違いなしだったのになあ、残念。ある朝、いつも使っているおでんの販売道具をきれいに掃除していた。「おかしいなあ?、なぜ今日はおでんを作らないの」と思っていたら、次の日から顔を見ることが無くなった。立つ鳥後を濁さずだったんだなあ。不思議な人だった。(続く)
- 2009/05/06(水) 10:36:28|
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似顔絵ショップ星の子」は、この時期大変混み合います。列ばれる方も多いと思いますが、すいません、どうぞよろしくお願いいたします。画家は一枚一枚心を込めてお描きしています。
「今日の一枚」

「町中スケッチ 落語家さん その3」
落語家さんをスケッチ、若い落語家さんでした。なぜか、座布団の前の方に座る。将来「真打ち」さんかなあ。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第五話」
夏休み頃になると入場者がますます多くなって、江戸村は「バブル」状態だった。お店で働く人々はにこにこだ。そんなわけで、川向こうの、普段は空き地の場所にもテントを張って急遽、出店を出すことになった。似顔絵も応援することになって、そちらの「出張似顔絵処」は私が担当することになった。似顔絵処の右隣は綿飴とかき氷のお店、アルバイトの高校生が3人ほど、学校に内緒で働いていた。綿飴が雲のように風に飛ばされ、私の周りで舞っていたり、ミツバチがお散歩によく飛んできても、私は気にならなかった。一人で似顔絵を描けるので、のびのび。まるでお城を任された、殿様気分だった。
反対隣はおでんのお店だった。ここのアルバイト店主はあるホテルのイケメン、バンドマン。夏休みだけの短期バイト。夜はホテルでディナーショー、ラッパを吹き鳴らしているとか、聞きに行きたかったなあ。毎日真っ赤でビッグなアメリカ車で出勤していていた。「なんじゃっこの車、ど派手!」(続く)
- 2009/05/05(火) 16:20:54|
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似顔絵ショップ星の子」は、この時期大変混み合います。順番待ちのお客様が多いと、受付終了時間がずいぶん早まることがあります。ご了承ください。
「今日の一枚」

「町中スケッチ 落語家さん その2」
寄席で落語家さんをスケッチ、この人の得意は曲芸か。刀の刃の先端でコマ回し。「お見事!」
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第四話」
アパートに泊まる似顔絵を描く漫画家さんたちは、話し好きだった。仕事が終わり、夕飯を食べ、アパートに戻ると、6畳の部屋のこたつに入り、テレビを見ながら、話をしたりする。多いときは部屋に4人もいたことがある。当時、私は35才くらい。他の画家は50歳代から60歳代ばかり、仲間同士の内輪話ばかりで、私は話を聞くばかり。北川さんは「○○さんは知っているか?」「知りませんけど」私。「○○は知っているか?」「いえ、知りません」「こんなことも知らないの?」と笑われる。はじめの頃は知らない世界が聞けてずいぶん楽しかったが、その内容がいつも同じレベルで、毎日聞かされると飽きてきた。私は話があまりにつまらないときは、こたつに入ったまま、本を出して一人読む。付き合いが悪いなあと思うが、しかし、人に迷惑をかけない程度で、気ままにしたかった。時間がもったいないと思うのである。「私はやはり自分の部屋がほしいなあ、でも今はしょうがない」
ある時、他の3人が話に熱が入って一生懸命話してる時、私はあまりにつまらないので、一人そっぽを向いて本を読んでいた。いきなり「パーン」と頭を叩かれた、平手ではあったが。「君も話しに加われ!」私は大人になってこの方、他人から頭を叩かれたことは無かった、ショック。「ずいぶんこの画家さんも私と同じで気ままだなあ」と思ったが「はいはい」と言ってしょうがない参加した。いや「いやです」といって本を読み続けたたか、私は忘れた。(続く)
- 2009/05/04(月) 12:01:42|
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「似顔絵ショップ星の子」は、この時期大変混み合います。どうぞ、お時間に余裕を持ってお越しください。午前中が比較的空いています。似顔絵ができあがりましたら、お名前のご確認をお願いしています。よろしくお願いいたします。
「今日の一枚」

「町中スケッチ 落語家さん」
寄席で落語家さんをスケッチ。仕事が休みの日には、町にスケッチブックを持って出かけ、いろんな人をさっと描いてみたいなあ。落語家さんはその場に10分ほど居てくれるので描きやすい。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第三話」
一ヶ月分の作画料が入った日、仕事が終わって3人で、特別美味しいものを食べようと言うことになった。「よしっ今市まで行こう」東武鉄道「下今市駅」の近辺は少々開けていて食べられる所があった。
アパートで着替えをし「小佐越駅」まで徒歩30分。途中、畑の中の道を歩き、鬼怒川に掛かっている人だけが通れる細い吊り橋を渡り、やっと「小佐越駅」に着く。ここから電車で20分程。電車の本数は東京と比べるとずいぶん少ない。やっと「下今市駅」に着くが、あたりはもう真っ暗。お店はほとんど閉まっている。3人で行動するとたいていこうなのである。誰かが時間が掛かっていて遅くなる。アパートを出発するのが遅すぎるのである。「もっと、てきぱき行動してほしい」私は思う。
「何を食べよう」「私はウナギの蒲焼きを食べたいなあ」北川さん。「そりゃ良いねえ」Tさん。私も「久しぶりだなあ。是非食べたい」「どこかにあったはず」と言う人がいて、かなり歩き「うなぎ」の看板がある居酒屋を発見。ほっとする。3人鰻丼を注文したが、この店でウナギをさばいて焼いてる風ではなかった。ちょっとやな予感。出てきた鰻丼はスーパーで売ってるビニールに入っている蒲焼きを、電子レンジで「チンッ」といわせたやつだった、たぶん。鰻丼の味ことは何も言わず3人黙々と食べ、明日の仕事のために、さっさと帰って眠ったのでした。が「ああーっ私はお店でさばいて焼いてる新鮮な鰻丼を食べたかったなあ。せめて今夜、夢でもいいからうまい蒲焼き食べたいなあ」願いながら眠ったのでした。(つづく)
- 2009/05/03(日) 12:45:49|
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「似顔絵ショップ星の子」は、この時期大変混み合います。どうぞ、お時間に余裕を持ってお越しください。並ばれたお客様が多いと、営業終了時間のかなり前に受け付け終了することもあります。どうぞ、ご理解、ご了承ください。
「今日の一枚」

「着色クロッキー男性」
着色クロッキーが少なくなった。「明日はどうしよう」って感じ。
「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第二話」
我々は車を借りて何度か日光観光をした。「2回目くらいからは北川さんが車を借りるのもなれたもの」になった。まるで自分ちの車のよう「車借りますっ」。遠慮の性格の私には、とてもここまで自然に言葉が口からでない「さすが、北川さん」私は胸の内で毎回感心。実は、私は車を借りているのが複雑な気持ちだった。車が借りられて観光ができるのは嬉しいのだが、車の持ち主に申し訳ない気持ち。ほんとに車使わせてもらって良いのだろうか。私は子供の頃、テレビを近所で見せてもらっていた記憶が思い出される。テレビを見たい欲求と人に遠慮な気持ちの葛藤。切なく、でも人の親切がありがたい、そんな気持ち。
しかしというか、やはりというか。この楽しみはそう長くは続かなかった。5回目くらいの時、4~5台あった車がその日は全て出払って1台しか残ってなかった。その日も北川さん明るく「車借りますっ」社員さん「今ある車は社長の奥さんのですけど。大丈夫とは思うんでさが、奥さんが用事があるかもしれません」そういえばこの車は「トヨタの白いセリカ」他の車と比べて断然かっこいい。私たちはそのときあきらめれば良かったのだが、観光したいという欲望に負けてしまった。それに車は沢山あるだろうから、そのうちべつの車が帰ってくるだろうと考え、我々は例によって日光観光に。その日も3人、上機嫌で帰ってきて車庫に入れたとたんに、奥さんが出てきて、かなり怒って言った「私、用事があったのに車が無くて、とても困ったわ」「ゲッ」私たちは申し訳なくて平謝り。それ以後3人は車を借りる気力が無くなり。別の方法で時間を過ごすことにしたのでした。(続く)
- 2009/05/02(土) 15:09:12|
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