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星の子プロダクション社長のブログ
毎日、自作絵のアップ

9月8日(月)

8日夜10時過ぎブログの繋がりが大変悪い。たぶんブログ会社のメンテナンスでしょう。
そのせいで、更新が朝になってしまった。

今日の一枚
2008-9-8.jpg
「山犬の遠吠え」
子供の頃、私の田舎では夕方、暗くなると回りの山から山犬の遠吠えが聞こえてきました「うおおおおおおおおおおおおー」となんとももの悲しいほえ声で、泣いているようでした。日中は私たち子供が駆け回って遊んでいた山でしたが、夜になると何か得体の知れない、暗闇の別の世界に支配されているようでした。決して人の入り込めないような山になりました。
 そのような時間から、小学生の私はお風呂を沸かす当番で、当時は薪を燃やしてわかしていました。焚き口の前の小さな椅子に座って、初めは新聞紙に火をつけ、それを割り箸ほどの細さの木に火を移していきます。そしてだんだん太い薪を入れて火を大きくしていきます。経験でこのくらいの本数の太い薪を入れておけば後は自然と沸いてくるのがわかりました。外に薪を取りに出ると街灯などほとんど無く暗くて、夜空は満天の星が輝いてました。うっすらと天の川も見えました。私は薪の燃えるのを見るのが好きで「ぼーっ」と何も考えず炎の色を見ていました。赤いような青いようなオレンジのような炎がとてもきれいに揺れていました。薪の燃える匂いも好きでした。「パチッパチッ」とか「ゴーッ」とか音もしていました。私の家のお風呂は檜のお風呂です、沸く前に一度湯をかき回さなくてはなりません。ふたを少し開け洗面器で中のお湯かき回すのですが、その時、湯気と一緒に檜の匂いがして、今でもとても懐かしく感じます。あの時のゾクゾクするような、心のジーンとするような、あのような子供の時の感情をアートで表現できないものかと思ってしまいました。

 虫の音が心の弦をかき鳴らす


  1. 2008/09/09(火) 06:21:38|
  2. 未分類
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  4. | コメント:1

コメント

薪の音

絵本のような、絵と文。正直、感動し癒されました。子供たちに、この絵を見せながらこの文章を読んであげたらいいですね。きっと子供たちは、暗~い森を肌身に感じ、山犬の遠ぼえを聞いて身をすくめ、薪の燃える色と音と匂いを感じることでしょう。そして、お布団に入ってから、暖かいお家にいる幸せに包まれながら安らかに寝息をたてることでしょう。
  1. 2008/09/10(水) 10:58:23 |
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  3. キャベツ #-
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