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星の子プロダクション社長のブログ
毎日、自作絵のアップ

9月9日(火)

昨日と今日は午後外出。最近、車でなく電車で移動をできるだけ心がけています。
遠い現場だと電車の中でよく寝られます。しかし、隣の人にもたれないようにしないといけませんな。

今日の一枚
2008-9-9.jpg
「カマキリ」

小説
「カマキリと老人」
老人はブログが趣味でした。でも誰も老人のブログを読んでくれませんでした。それでもなんとかみんなに読んでもらおうと毎日ブログを書き続けました。
 ある日大きなカマキリが老人の家に入って、壁にじっと張り付いてました。見てると、老人はなんか不思議な気分がしました。「どっからはいったの?」「何してるの?何考えてるの?」聞いても答えてはくれないけど、こっちのことは分かってるのではないだろうかと思えてきました。
「そこにじっといたいの?それとも外に出たいですか?」、、、何も言わない。
「お腹はすいてないよね。外には食べられそうな草がいっぱい生えているものね」
「人間を見るのがおもしろいですか?それとも私に何か伝えたいことがありますか?何かあったらぜひ私にお伝えください」しかし、動かない。ひたすらじっとしている。
「どうですか幸せですか?」「ああ、もう結婚相手は見つけましたか?もしまだならこんなところでじっとしていないで、どっかいっちゃってくださいよ」どうも急いでないようです。「そうですか、ところで最近の食事はおいしいですか。このマンションは毎年除草剤を撒いてますのできっと美味しくないでしょうね。この頃はどこでもそうでしょうね。あなたのお仲間はたくさんいるのですか。私の子供の頃は、カマキリ、バッタは夏、原っぱに山ほどいましたよ。今はきっとさみしい限りでしょうね。あっそれで寂しいからここに来たのですか。きっとそうですね。いんですよ、しばらくそこにいてください。あっ、なんか食べますか。そうだ、冷蔵庫にキュウリが入ってますよ」老人はキュウリをまな板で2、3枚輪切りにして皿にのせて「ハイッここに置いておきますよ、いつでも食べてください。しかしあなたのカマは立派ですね。それでゴリゴリ葉っぱを切ったら、さぞや良く切れるでしょうな。こんど私の髪の毛も散髪してもらえませんか。この頃は外へ出るのがおっくうでなりません」暇な老人はこんな話をカマキリに数日していました。そんなある日「おじいさん」と声がしました。老人はびっくり辺りを見回したが勿論誰もいません。「おじいさん」もう一度聞こえました「ハッ、カマキリがしゃべった」「そうです、私です。じつは私はおじいさんにお礼がしたくてここに来たのです」「えっ私にお礼ですって」「ハイそうです。私たちカマキリをおじいさんは子供の頃よく遊んでくれました。私たちカマキリをおじいさんは一匹もいじめませんでした。それでお礼をさせていただきます」「えー、そう言えば私はカマキリをいじめたことは無かったな。だって小さくて愛おしいんだもの」「はい、おじいさん何か願い事がありますか、それをひとつだけかなえてあげますよ」「それじゃあ、ひとつ頼んでも良いかなあ。実は私のブログは誰も見てくれないんじゃ。どうすればみんなが見てくれるかなあ。教えてくれんかなあ」「わかりました。おじいさん。それでは、おじいさんが子供の頃の楽しかった、あの毎日を思い出して、ブログに書けば良いんです。そうすればみんなが見てくれますよ」「あっそうかわかった」とたんにカマキリはいなくなってました。それから老人は毎日、子供の頃の楽しかったことを思い出しながらブログに書きました。そうしたら「おもしろい。おもしろい」とみんなの評判になり、ほどなくして老人のブログは日本一みんなが読むブログになりました。

おしまい



  1. 2008/09/10(水) 00:00:18|
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