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星の子プロダクション社長のブログ
毎日、自作絵のアップ

10月2日(木)

毎週、水曜木曜は星の子勉強会、木曜はクロッキー中心、1時半からモデルさんが来てみんなで描きます。今日、参加者が比較的少なかったので教室が広々してました。

今日の一枚
2008-10-2.jpg
「今日のクロッキー」

小説
「我が家にテレビが来た日」
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の中でテレビの有る家に近所の人が集まって見ているシーンが有りましたが、私が子供の頃あのままでした。1957~60年頃、私が幼稚園生から小学校3年生位まで約4年間くらい、テレビを近所に見に行くのはほとんど毎日、日常でした.。毎晩、両親についてテレビの有る家庭にお邪魔したり、近所の子供たち同士、3人くらいから10数人まで集まってお邪魔したり。今、思いだしていると本が一冊書けるんじゃなかろかと思えるほど、毎日色んなドラマが有りました。だめだ、今日一日で書けることではないと、ここまで書いて気がつきました。一つの出来事を書いてもだめで、全部を書かないと、私の思いは正確には伝わらないんだろうと思います。
 だから、我が家にテレビが来てからを書きます。ある日、母親から「○日に家にテレビが来るから」と言われました。でも私は半信半疑、小学校で友達にテレビが来ると言って来なかった恥ずかしいから、誰にも言いませんでした。テレビが来た日、それはそれは、私たち家族にとって、とっても大変なことでした。人の家に行かなくてもテレビが見られる。それは、家で寝っ転がって、誰に遠慮無く、好きな番組を見られる。ご飯も食べながら見られる。天国がやってきた感じ。
 当然、我が家にもまだテレビの無い家の家族が見に来る。母親は「私たちも近所に見せてもらったのだから、家に来る人に喜んで見せてあげましょうね」と言ってました。私は、我が家に人が見に来るんだろうか、私はドキドキ。来た来た。私は、その子供たちの気持ちが痛いほどよく分かりました。遠慮のような気持ち。しかし、私は兄弟が増えたような感じです。嬉しい、良い感じ。気を遣って優しくしてあげたくなりました。でも思い出しても、その後、ひと月も人が来た記憶が有りません。それは同時期、近所の家にテレビが行き渡ったからでした。我が家にテレビが来たのは近所でも最後の方だったんでしょうね。
 でも学校では同級生で、まだ家にテレビの無い子が何人もいました。今考えると、なんだか残酷なんだが、教室でテレビが家庭に有るか無いかアンケートをよくやっていました。テレビが無いと書いても別に平気でした。当時の子供たちは貧乏がそんなに恥ずかしいことでは有りませんでした、どこの家庭の生活レベルもチョビチョビって感じでしたから。窓なんかいつも開けっ放し、玄関の鍵なんてそんなもん見たことも有りませんでした。窓から家を覗けば、有るものはみんな同じようなものでした。近所でご飯を食べたり、お風呂に入れてもらってたり、昼寝から起きたら、我が家でなく近所の家だったということがどれほどあったことか。ああ、懐かしいなー。

 テレビ見に木枯らし吹かれご近所に

  1. 2008/10/02(木) 20:54:52|
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