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星の子プロダクション社長のブログ
毎日、自作絵のアップ

5月10日(日)

国民的アート似顔絵を
「似顔絵ショップ星の子」で
一枚一枚心を込めてお描きしています。
多くのお客様のお越しをお待ちしています。

「今日の一枚」
2009-5-10-1.jpg
「ソウル絵 シリーズno2」」
「ソウル絵 シリーズ」は全て江戸村で似顔絵始める前後の絵です。無理して絵を描いていたなあと思います。今はこんな絵は描きたくない。

「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第九話」
北川さんから言われた前日に江戸村のアパートへ向かった。午後に練馬の自宅を出た。江戸村のアパートへは浅草駅からは東武電車快速で約3時間。
当時は何度も乗ったなあ。行きは期待の気持ちでワクワクする、帰りは複雑な気持ちだった。似顔絵がたくさん描けたうれしさも有ったが、将来に対する不安感も強く感じた。北川さんの気分に左右される自分の仕事の不安定さ。車窓の景色を見ながら、色々物思いに浸っていた。
でも人生考え方だと思う。こんな不安定な状態だから、私は一生懸命がんばれたように思う。普通なら、起こらないような自分の力が『このままだとだめだ』と思う気持ちが、大きな力をわき起こらせたかも知れない。どうあっても、私にとって北川さんはありがたい、大きな存在だったと思える。北川さんが、もし私をずっと江戸村で働かしてくれたら、それはそれで私の人生は違ったものになっただろう。当時はそれを望んでいたのだが、実際は、今の私の状態になったわけだ。私は今の自分を幸せだと思える。こっちの道を進めて良かったのだが、良い悪いと言うより私の本来の道がこっちだったのだと思える。
江戸村のアパートに着いたのは夜9時頃。ちっさな明かりだけで暗い。「鍵はかけないでおくから」と北川さんから言われていた。部屋は6畳が二つ。一つは北川さん専用の部屋。もう一つが居間兼応援漫画家たちの眠る部屋。
「北川さん、来ました」
「うんっ」
暗い北川さんの部屋から返事だけが聞こえる。もう寝ていた。
居間には他に誰もいなかった。私も布団を敷いて早々に眠ったのでした。明日からの仕事にやる気満々だった。



  1. 2009/05/10(日) 12:00:49|
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