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星の子プロダクション社長のブログ
毎日、自作絵のアップ

5月29日(金)

「似顔絵ショップ星の子」では、国民的アート似顔絵を心を込めてお描きしています。多くの皆様のお越しをお待ちしています。

「今日の一枚」
2009-5-29-1.jpg
「未完シリーズ NO1」
以前、こんな感じで、何枚も描いたものが有る。ブログの絵が無くなったら使おうと思っていた。


「帰ってきた 日光江戸村似顔絵ばなし 第十八話」
 江戸村で働いていた時、地域の色んな行事に呼んでもらった。花火大会、盆踊り、早朝野球。カラオケ飲み会。江戸村が営業終了し、アパートに帰ると、下の階の会社の人か、他の部屋の住人から情報が入る。「今夜、町内の花火大会があるから行ってみれば」「みんなどうする?」北川さんが聞く。何でも良いから、私は行ってみたい、なにせ夜は長く退屈だ。「行きましょう」私。「じゃあそうするか」私たちは食事も終わっているので、着替えをして出発するだけ。しかし、何をやるのも、我々の行動は時間が掛かって遅くなる。たかが服を着替えるだけではないか。しかし一時間はすぐかかる。「どっか」と腰まで落とす。私には全く興味のない話を他の画家としている「ほんとに行く気があるのかいな」と私は思う。そうこうしてアパートをやっと出発。外は真っ暗、やな予感。案の定、花火会場に着くと、花火の燃えかすがあたりに散乱。村人は世間話、子供たちは残り少ない花火で遊んでいる。しかし北川さんたちはべつに何ともなさそう、残念に思うのは私だけか「もっと早く来れば色々見られたのに」とあきらめの境地の私。
「あっ蛍」その時、私は小さな青白い光がふわふわと、会場脇の湿った草むらの上を飛ぶのを見た。忘れていた懐かしい蛍の光。子供の頃見たきり長く見たことが無かったように思う。東京に出てきて、絵で食べていきたいと必死にがんばって、心がからからに渇いている自分に、冷たい自然の湧き水をコップに一杯「どうぞ、お飲みください」と妖精から手渡されたみたいだった。
「来て良かった。今夜は最高だ、北川さんありがとう」蛍はかなり長く、私に幻想的な光を見せてくれて、どこかに飛んでいった。

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  1. 2009/05/29(金) 08:49:05|
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